今回は息抜きで高校野球の話をいたします。

ここ最近、東東京の強豪校と言えばN高等学校です。

最近８年間で春夏合わせて７回甲子園に出場しております。

同校が2014年選手権東東京大会で優勝して夏の甲子園を決めるまで長い道のりでした。

何が長いというと1971年に初めて選手権東京大会で決勝進出していますが敗れて甲子園出場を逃しました。

そこから2013年まで決勝進出すること合わせて10回、全て敗れて甲子園出場を逃しています。

特に2002年～2004年は３年連続決勝戦で敗れて甲子園出場ならず・・・。
しかし春の選抜大会は４度出場し、1982年の選抜大会では準優勝に輝いています。

N高校は言わずと知れた名門野球部です。

夏の甲子園出場・・・それはN高校の半世紀にわたる悲願でした。

夏の呪縛を振り解いたのは、2014年の東東京大会、１年生トリオの活躍でした。

怖いもの知らずの１年生が呪縛を解いたのです。

そこからは、決勝進出すること５回、全て勝って甲子園出場を決めております（選抜は２回）。

最近のN高校の強さの秘訣に興味が沸いて、同校の先生とお会いする機会があったのでおうかがいしました。

先生、ここ最近の強さの秘訣等あったら教えてください。と聞いたら先生はこう答えてくれました。

“上級生が下級生に対してすごく優しくて面倒見が良いんですよ。引退した３年生が下級生の荷物を持ってあげたり、身支度の手伝いをしたりで。その上級生の優しさが強さの秘訣だと思います“

“その優しさに応えるべく頑張ってくれてる“

ということでした。

優秀って”優しさに秀でてる”って書きますね。

優しさは強さも兼ね備えてるということだと思います。