僕が64歳になっても？

今から20数年前、葛飾区役所に婚姻届を出しに行ったのを鮮明に覚えています。

当時はまだ若かったので将来の事は深く考えていなかったし、体力も有って怖いものが無かったような気がしています。

人生の大きな区切り目でしたね。

その後、色々ありましたが今でも結婚した当初の「いつまでも一緒にいるのだろうな～」という気持ちは変わりません。

 

ビートルズの「When I’m Sixty Four」をご紹介します。

これはポール・マッカートニーの作詞・作曲で「僕が64歳になっても一緒にいようね！」というコンセプトです。

こういう曲はジョン・レノンと違ってポール・マッカートニーらしい明るさ・楽しさがありますね。

 

When I’m Sixty Four

by the Beatles

 

僕が年をとって、髪も薄くなっても、

まだずっと先のことだけど、

それでもバレンタインや、

誕生日のカードや、ワインなんか送ってくれるかい？

もし僕が夜中の3時前まで帰らなかったら

玄関のカギをかける？

それでも僕を必要として、料理も作ってくれる？

僕が64歳になっても？

 

君だって今より年取ってるよ

もし「はい」って言ってくれたら

僕も君と一緒にいるよ

 

僕は結構役に立つよ、ヒューズだって変えられるし

停電しちゃったらね

君は暖炉のそばでセーターでも編んでていいよ

日曜の朝はドライブに行ったり

庭の手入れしたり、草むしりをしたりするよ

いたれり尽くせりだろ？

僕を必要として、料理も作ってくれる？

僕が64歳になっても？

 

夏は毎年ワイト島のコテージを借りよう

高すぎなければだけど

倹約して貯金もしよう

君の膝には孫たちがまとわりついてる

ベラとチャックとデイブがね

 

僕に一言書いて、葉書でも送ってくれよ

「敬具」とかいうのはもういらないよ

答えがほしい、用紙に記入して

永遠に僕のものになるって

ずっと僕を必要として、料理も作ってくれる？

僕が64歳になっても？